情热大陆松本若菜篇

  • 松本若菜
  • 25分钟
  • “松本劇場”の怪演で注目の38歳!   3年ぶりの里帰…“松本劇場”の怪演で注目の38歳!   3年ぶりの里帰りで涙・・・   「"遅咲き"って最近よく言って頂けるんですけど...私、咲けてます?」   謙虚に笑う38歳が、今年意外な形で耳目を集めた。   ドラマ「やんごとなき一族」で演じたのは、大富豪の家に嫁いだヒロインに嫌がらせをする義理の姉。早口言葉さながらの台詞をまくし立て、変顔から替え歌まで...存在感抜群の怪演は「松本劇場」と称され、放送の度にネットが沸くムーブメントとなった。その演技が評価され、今年の東京ドラマアウォードほか数々の助演女優賞に輝いている。   今でこそ出演作が途絶えぬ売れっ子だが、ほんの5年前まではアルバイトで食いつないでいた。芸能界に飛び込んだのは、21歳。高校卒業後に就職した故郷・鳥取の会社をやめ、親の反対を押し切って上京した。デビューこそ順調だったが、待っていたのは甘くない現実。オーディションに落ちまくり、たまの仕事は端役ばかり。仕事を聞かれた時は「"一応"女優です」と答え、バイトばかりしている自分を恥じてもいた。絶望にも似た悔しさを抱えながら立ち続けた日々の記憶は、今思い出しても涙が出る。   今回番組では、デビュー15年という節目で激変した松本の4ヶ月を取材した。   ミステリアスな役のイメージとは裏腹に、その素顔はとてもフレンドリー。激しい動きのあるシーンでテイクを重ね、脚がアザだらけになっても、撮影現場では笑顔と気遣いを絶やさない。一方で、自分のドラマのOAを見て「私の演技は記憶に残らない」と酷評するストイックな一面にも出会った。   コロナ禍で叶わなかった3年ぶりの里帰りにも同行。東京からテレビ電話で最期を看取った祖母の墓を訪ね、高校時代に毎日遊んでいた親友とも再会した。方言全開ではしゃぐ姿は、彼女たち曰く「あの頃と何も変わらない」そうだ。   そして松本が2人の姉と計画したのは、古希を迎えた両親を祝う夕食会。子供の頃から厳格で、芸能界に行くことを最後まで反対した父の口から聞いたのは、今まで知ることのなかった自分への思いだった。   こみ上げる涙に、女優という生き方を選んだ苦労人の覚悟を見た。

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